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「HAL&璃子」マニア撮影2.0 第三回「HAL&璃子」自己メディアで発信する 素人マニアカップルドキュメント 

HAL&璃子

HAL氏が東京、璃子さんが九州での遠距離。出会って17年目(当時)

第三回にご登場頂くのは、ツイッターアイコンを「SSKバッヂ」にし、危険な野外で複数人の男性に輪姦餌食にされる露出写真で名高いHAL&璃子カップル(@rico_nympho)。2日間に渡って密着した取材、一日目は単独男性を募って深夜まで続いた露出、輪姦プレイを。2日目にこちらのインタビューを行いました。お二人は今回がメディア初登場。インターネット以後のマニアの在り方を体現すると言ってもいい、15年以上続く活動について迫ります。セックス・メンヘラ・コミュニケーション!! 優れた理論とは世界を変える力を持っている。的確すぎる言葉を紡ぎマニア世界を描写するHAL氏の一答一答が必読です。初掲載:2019年11月 

とにかく性欲が精神の安定と直結するんですよ璃子は

-昨日に引き続きまして本日はインタビューをさせて頂きます。※1。ではまずはお二人がどのように出会われたか、からお伺いしていきたいと思います。


※1、インタビュー前日は上京した璃子さんをHAL氏と単独男性で囲み、東京の有名観光地で露出するなどした。一日密着の模様はリンク先動画にて。

HAL(以下、H):どう説明しようかな(笑)まず、私が既婚者である時から璃子とは出会ってまして。その経緯っていうのが、私と前妻が複数プレイとかそういう類の遊びをしてたんですよ。それでその系統の当時のチャットに前妻が出没してまして、そこで璃子と繋がり、璃子がチャット上に自分のセックス感を書き込んだ。それを読んだ前妻が「どうにも危ない子がいるんだけど話聞いてあげてくれない?」って私に振って来たんですよ。

-それは奥様公認のプレイということですか?

H:うーん、そうとは違って。説明するとややこしいんですが。私と前妻とは結婚が早くて、私が二十歳の時には一人目の子が居たんですね。その後次男が生まれて3~4年後くらいに夫婦関係を維持できなくなるような致命的なことが起こりました。でも、まだ子供が小さかったこともあり、子供のことを優先したい、そのことだけは夫婦間で一致してましたので子供が成人するまでは夫婦でいましょう、と。で、夫婦でいる上での性的な部分の解消策として他の人を交えて遊ぶ、というのが現実部分であったんです。実は。

-なるほどなるほど。

H:だって普通、奥さんがエロチャットで知り合った女を「この女ヤバイよ」って旦那に口利くわけないじゃん(笑)我々の夫婦関係がそういう事情だったから話が出来たんですよ。それで、当時璃子は関西の学校に通う大学生で、話していると、すごく怪しい瞬間があって、その時は関東から車飛ばして行きました。「お前、何考えてるの?」って説教して。

璃子(以下、璃):エッチなしでね。

H:お互い全裸になってハグまでしてあげたけど、エッチはなし。

-(笑)それが初対面ですか?

H:そう、初対面。要はそういう性的な欲求が捻じ曲がっちゃって、自暴自棄的なことで解消しようとしていたのを止めさせたんですよね。今だから言えますけど、言ってしまえば当時の璃子はキチガイに近かった(笑)強度なメンヘラ的な趣きがあったから。

-そこから交際がはじまるわけですか?

H:そこらへんがはっきり覚えてない(笑)でも3ヶ月にいっぺんくらいのペースで関東と九州を往復してましたから前妻には伝えてたのかな、そうじゃないとそんな頻繁に会えないよね。

-璃子さんはいきさつは覚えてらっしゃいますか?

璃:……(笑)

H:こいつが覚えてるわけないじゃないですか(笑)ただ、最初にこれは言ったと思うんですが、私はこいつに依存されるのが嫌だったので、私に奥さんいるのは当然、知ってるよね? で、私は家庭を壊す気はないし、付き合ったら結婚出来るとか思ってるんなら最初からやめとけ。でも結婚してても子供が居てもよくて、それで俺にくっ付いてくるんなら面倒は見てやる、と。でも結局、遠距離でなかなか会えなくて寂しくてツライというのを理由に璃子の方から2回別れてるんですけどね(笑)

-それでも2度ヨリを戻されてるのは、結局は璃子さんが他の女性と比べて印象深かったからではないんですか?

H:それはないです(笑)印象深いとか女としていいではなくて、こいつは絶対帰ってくると思ってた。それで、その帰ってきた時に他の女性とくっ付いてて、拒絶したら、必ず色々な問題が起こるなというのがあって。で、3度目の時にこれまで2回とも璃子の一方的な理由でもって別れてるから、もう次はないよ。って言って付き合い始めて今に至る。かれこれ14年くらいですか。

-それだけ長く続いているのはやっぱり、今に続いている複数プレイなんかで遊べる、そういうことが出来る女性だからというのはあるんじゃないですか?

H:違います。当初付き合っていた1回目、2回目はやってません。他人を交えたりし出したのは3回目付き合ってからですから。

-そうなんですね、最初の出会いが複数好きの集まるチャットだっただけで。

H:はい。私当初はそっちから矯正しよう修正しようとしてましたしね。それで、最後にヨリを戻した時から、一気に今の状態まで持っていった。その理由は、これはダメだ、と思ったんですね。璃子の性欲が歪んでいるから、普通のセックスでは無理なんで。さあどうしようかと。

-伺っているとセラピーみたいな(笑)セックスセラピー。

H:近いかも知れません。とにかく性欲が精神の安定と直結するんですよ璃子は。

私の大事な玩具を一緒に大事に使ってくれる仲間


-ということは、HALさんが嗜好として複数がお好きでその方面に誘ったというよりは、璃子さんに合わせていたら自然とそちらにいったという順序なんですか?

H:嗜好としてなくはないですよ。前妻と貸し出しや複数をし始めて、それまでは思ってませんでしたけど、ああ、これは面白いな、と覚えたフシはあります。ただ、今は主にLINEのグループトークを使って男性を集めているんですが、そのグループトークに入っている、我々が言うところの「仲間」という人たちがいて、その人たちはどういう人かと言うと、私の大事な玩具を一緒に大事に使ってくれる仲間、ということなんですよ。

-自然な流れで今回の核心部分のお話にいきました。そもそもなんですが、そういう璃子さんを共有する仲間のLINEグループが出来てきたのはいつ頃なんでしょうか?

H:そういうグループは10年くらい、LINEは5年くらいかな。

-そうですよね。10年前はLINEありませんでしたもんね。

H:そのLINEの前身としては、ボード型のSNS、匿名ボードというやつですね。でもこれが管理が大変で。それでやってられねえなって思ってたところにLINEが出てきたんでこりゃいいや、と移行したんですね。


-すいません。ちょっとここで、読者のために纏めさせて頂きたいんですが、現在、HALさんと璃子さんは登録数の少ないものだと20~30人くらい、多いものでは50人以上が入るLINEグループを50個以上主催されていて、複数プレイをされる際にその中で参加者を選んでおられるということです。

H:補足すると、その中でも上でも言った「仲間」と呼べる人のためのグループは3つしかありません。それ以外は例えば今回なら、上京して遊びますよ、という時にそれ用に新しくグループを立ち上げてその中でやり取りをする。※2。それで実際に会って、この人いい人だな、となったらうちらの「仲間」とも会って、「仲間」内の了解が取れれば「仲間」と呼ばれるグループに入れちゃう、という感じです。


※2、実際、今回取材にあたり、筆者もそのLINEグループのひとつに招待された。グループは「9月に行われた璃子さんの上京プレイ連絡用LINE」。取材日当日の待ち合わせ場所の確認や、プレイリポートを交わすことが主目的のグループではあったものの、その中ではプレイ終了後も日々、赤裸々に自身の性の悩み、妻とのセックスレス、不倫関係の告白などのやり取りが継続され、さながら秘密の性のサロンとして機能し続けている。



-例えば、その「仲間」に昇格したい、と思ったらどうすればいいんでしょう?

H:昇格という表現はすごく嫌ですけど、要は、コミュニケーション力も含めて我々と同じベクトルを向ける人の集まりと言ったらいいでしょうか。セックスにしても人間関係にしても。璃子という私の大事な玩具を私と同じように大事に使ってくれるということですね。

-なるほどなるほど。そこらへんはまた後ほどさらに突っ込んでお伺いしたいと思いますが、表面的に言うと、最初にお話された離婚された奥様とはじめたチャット、これを自前でやり始めたということ?

H:まぁそうですね、そういうことです。


-まさにマニア2.0。SNSを活用された新しいマニア像だと思います。では、ここで一度話を戻して、璃子さんの性的志向、性の芽生えなんかを伺いたいと思うのですが。元々、今のように複数人とヤリたいみたいなことは思ってましたか?

璃:全く思ってなかったです。私は胸がないから、女性の中でヒエラルキーが下なんですよ。胸がないからヒエラルキーの最下層に居たもので私の裸なんて、みたいな。見せたくなかったです。

-セックスに対して消極的だった?

H:それは違います。性欲はもの凄かった。なんか俺ばっかりしゃべってるな(笑)身バレすると本当にマズイんで多くは言えないんですが、璃子の家は凄く古くから代々続く旧家なんですよ。なので抑圧がもの凄かった。抑圧されることが当たり前の状態で育っているから、彼女の頭の中ではセックスはいけないものなわけですよ。でも性欲は人一倍あった。そこのバランスが狂った状態で私と出会ったというわけなんです。

今回のインタビュー場所はHAL&璃子さんが用意した民泊一軒家。彼らがマニア活動をする際はこのような「ベース」と呼ばれる場所を確保し、その周辺地で何日にも掛けて行われることが多い。

-抑え付けられていたということですが、でしたらHALさんと出会う前はどうやってその強すぎる性欲を発散してたんですか?

H、璃:(二人して股間を擦る動作)

-ですよね(笑)そういうことはいつ頃から?

璃:小学生くらいから。それも少年漫画とかでちょっとしたエロいシーンがあるじゃないですか。その時に身体がカーッと熱くなって、この身体から沸き上がるものはなんだろうと。

だってお前、大学生の時に弟のチンコ擦ってんじゃんかよ。

-では、実際にオナニーをオナニーと認識してしたのはいつになりますか?

H:それ、私も知らない(笑)

璃:大学生の時。


H:え!? そんな遅いのお前!

-(笑)

H:それは意外だわ。だってお前、大学生の時に弟のチンコ擦ってんじゃんかよ。

-え!? それはどういう? 詳しく訊かせてください。

璃:ある時、失恋して家でシクシク泣いてたんです。そしたら弟が近寄ってきて、キスされて手を股間に持っていかれたら太くなっていて…。

-弟さんとは何歳離れているんですか?

璃:4つですね。

-でしたら璃子さんが大学生で弟さんが高校1年か2年くらい。

H:でも、その時こいつ処女ですよ。

-それって弟さんはお姉さんのことを女として見てたんでしょうか?

H:弟さんちょっと、イカレてるんで。

-(笑)そこから近親相姦みたいなことにはならなかったんですか?

璃:ええ、まぁコスってイカせる…。

-え!? 一回きりじゃないんですか?

璃:夜な夜な私の部屋に来ては、私のをコスったりとか。

-そのまま最後まで、となりそうですけどね。

H:私もそう思ったの。でもお互いで擦り合うだけだって言うもんで。多分、弟もその時童貞だから、そこから先入れるまでの導入が分からなかったんじゃない?

璃:うん。私も分からないし。

-はぁー。では弟さんは射精がしたかっただけなんですかね?

璃:多分そうです。

-それは勃起したチンポをはじめて見たのが弟さんのモノということになりますか?

H:まぁ握ったのは確実にそうだよね。

-なんだかフィクションみたいなお話ですね。

璃:全部リアルです(笑)学生の時ですが、なんかこの子にはエッチな話を話しちゃダメみたいな子っていなかったですか? クラスに。他の女の子たちでは話してるんだけど、その子が来たら話を止める。あの子にはちょっと早いからとか、まだ刺激が強いからみたいに言われて。私はそんな扱いを受ける子だったんで。

H:だから狂っちゃったんだよな。

こいつの初体験は3Pだったんですよ。それも女2、男1の。

-そういう女の子がHALさんと出会うわけですが、初体験はHALさんとは別の方ですよね? 初体験はどういったものでしたか?

H:私と出会うほんと寸前ですね。だから私が2本目なんですよ。というか実際に2回目のセックスが私です。では、私が話してしまいますが、こいつの初体験は3Pだったんですよ。それも女2、男1の。入社した会社の社長とその愛人やってる秘書に連れ込まれて。

-えー!? そんなことがあるんですね。

璃:入社すぐから社長に言い寄られたんですが半年以上断わってたんですよ、実は私レズなんでって嘘ついて。そしたら秘書の人に襲われて、女だったらイケるんだろみたいにして。

-なんとも乱れた会社ですね(笑)それはきっと社長の命令でですよね?

璃:それで秘書の人の家で3Pすることになったんですが、その家も社長が面倒みてたみたいで。

H:妾だ! それは初耳。ヤッたのはホテルだと思ってた。

璃:それでその秘書に濡らされて、社長さんから襲われるみたいな。もう社長さんは秘書さんに責められてるのをただジッと見ててっていう。

H:それが璃子は嫌な初体験だったはずなんだけど、本人としては気持ち良かったからいいのかなっていうところで葛藤があるんだとは思います。

-でも初体験がそれだったから、今のように複数人から代わる代わるハメられることも抵抗なく受け入れられたみたいなことはありませんか?

璃:それとこれとは違んですよね。その時は無理やりだったけど。

H:もう一番初めに、とりあえず外で脱がせるっていうだけでもすんごい面倒臭い思いしたし、いざ他の男呼ぶべ、って段階になったら熱烈な拒絶反応。絶対やだ! なんで私を見に来る人がいると思うの? って。

-そちらの理由なんですね。HALさんにしか見せたくないとかではなくて?

H:もう恥ずかしくて嫌だって。でも私は、そうじゃないって、意外とそういうコアな奴も多いってって(笑)それでその当時はLINEもなかったから携帯メールで3ヶ月くらい掛けて準備しましたよ。30~40人くらいから厳選した5人を野外公園に配置して、そこを璃子に歩かせました。俺はどこにいるかまでは知らないけど、この中に5人のお前のことがめちゃくちゃタイプの男が居て、そいつらが言い寄ってくるよって。それで参加男性たちにははじめての他人プレイだからといい含めておいたのでもう、蝶よ花よと璃子に接するわけです。そしたら終わった途端、「楽しかった(ハート)」(笑)

-(笑)楽しかったそれは自信が湧いたから、みたいなこともあるんですか?

璃:いえ。身長144センチしかない、胸もない。そんな私がいいっていうレアな人もいるんだな、そういうニッチな世界があるんだなみたいな(笑)

気持ちとオマンコの分離に成功



H:それで、外で脱ぐことは大丈夫になり、触られることもある程度は大丈夫になって、チンポをシャブるまでは大丈夫になったんです。でも、他の男を受け入れることまでは絶対にNGだと。それはさきほどおっしゃったように私以外を挿れたいとは思わないという理由です。でも、その時に言ったんですね、お前は俺ひとりじゃ無理だよって。

-璃子さんの性欲が強過ぎる?

H:付き合い始めの時に2回別れてるって言いましたが、その寂しくてツライからっていう別れた理由の半分は気持ちがですが、半分はオマンコが寂しいなんですよ。だって覚えちゃったから。それを見抜いていた私は、じゃあどうしようと考えて今の状態に持っていくシナリオを当時作ったんです。それというのは、近い場所で男を募って遊んだ時に、こいつは絶対信用出来るなっていう仲間に任せて仮に私が行けなくても、一緒に遊んでもらえよ、と出来るという状態。チンポは他人でも見知った仲間だから私が居なくても璃子も行ける訳です。その気持ちとオマンコの分離に成功したんです。

今回の東京取材は隅田川を渡る遊覧船からスタート。当然、この中でも露出プレイ。



-その璃子さんを調教したプロセスをもう少し詳しく教えて頂けますか?

H:まず、私には調教しているという意識はありません。そもそも調教っていうのは自分の意思なりポリシーがあって、その方向にパートナーを向かわせるのが調教じゃないですか。私は、璃子の特性を判断して璃子にあった形を作るにはどうしたらいいかなって考えてるわけです。だから調教なんかじゃないんですよ。

-はい。

H:一例を挙げると、私たちの相互フォロワーで実際にお会いしたこともあるアクア&タイガさん(ツイッター@aqua_public)なんかはその典型で、奥さんのしたいように上手に奥さんを泳がせながら、その奥さんを見てタイガさんが喜んでいるという図式で、一切調教なんてしてないと思うんですね。だからとっても感じがいいし、お会いしたことはないですけど奥さんのアクアさんもごくごく普通な、健常な女性なんだろうなというのが想像つきます。それが一たび、調教してます、はい調教されてますなんて女性の方から言ってしまえるような形は、ほぼ100%女性がメンヘラだと思います。そうやって男がぶち撒けた欲望に従う女性がいてはじめて成立する関係だと思うので。そうじゃないんだったら、容姿も綺麗で健常な女性を連れてきて、はい調教して下さいって言って出来る人がいたら本当に尊敬しますけど、まずないでしょうね。

-全く別の線である、と。

H:だからお会いする方に、よく璃子さんをここまでするまで持って行きましたね。とか言われますが、そんなんじゃないって、私はこいつが行きたい方向に行かせてたら、勝手にどんどん突っ走ってるだけだって(笑)毎回言ってます。だって最初は嫌がっていた全部が全部そうですからね、露出した時も「もっと早く脱いでおけばよかった」、他人とハメた時も「もっと早くやっとけば良かった」、他人と生ハメした時も「もっと早く生でしとけば良かった」…てめえふざけんなよ!って(笑)

私たちがやっている行為って非社会的な行為ではありますけど、非人道的ではいけない。

-最初におっしゃってましたけど、璃子さんも出会った当初はメンヘラ的だったんですよね?

H:そうですね、メンヘラに陥る寸前のところでした。

-でしたら、もしHALさんと知り合う前に、そういう調教を自称する人と会っていたらそっちに転んでいた可能性も…

H:絶対。もしでも可能性でもなく、間違いないです。だからというわけじゃないですが、私メンヘラに弱いんですよ。

璃:メンヘラが寄って来る。

H:メンヘラが懐いてくると「いいよ、おいで」って言っちゃうんですよ。放っておけないんですよ。ただそんだけ。


-調教される女性についてそこまで理解されてるんでしたら、例えばの話、メンヘラの女性をHALさんのいい様に従わせることも出来ると思うんです。

H:多分、簡単に出来ますよ。そこらへんの調教師より上手いと思う。

-でもしない。それよりも真っ当に戻るように諭されるというのはなぜなんですか?

H:それは倫理的におかしいと思ってるだけ。倫理的に人が人を従えるなんてあってはならないと思うだけです。だから何人もメンヘラを救おうと思って、上手くいったこともあるし失敗したこともあるし。こういうエロ遊びをやっていて何が倫理観だって言われると思うんですけど、私たちがやっている行為って非社会的な行為ではありますけど、非人道的ではいけない。だから社会的な倫理観は私は全然ないと思いますけど、人道的な人と人のコミュニケーションという意味での倫理観はすごく強いと思います。だからプレイに参加する人には、私らもキチガイだけど、あんたらもキチガイで対等だからね。お互い正しいキチガイでいようね、って必ず言いますね。

-なんか夜回り先生みたいな(笑)

H:でも人助けしてるつもりは全くないんですよ。きっと人助けしたい人って自分から探すんだと思うんですよ。あ、ここにいた、そこにいた、なんとかしなくちゃみたいに。私に言わせるとこれは偽善なんで。ただ言葉は悪いですけど私は偽善者のことを否定はしませんよ、何もしない人よりは偽善者の方がはるかに優れてると思いますし。ただ、自分がそうやって偽善をするかっていうとそんな暇も金も無いんで。でも自分が関わったカップルさんで、遊んだ後に「実は彼氏と別れました、HALさん璃子さんにお会いしたいです」なんて連絡を寄越したら「じゃあおいでよ」て誘うパターンは物凄く多いですね。

遊覧船で降りた先、観覧車の見える場所で野外3P。



-璃子さんはそんなHALさんの懐の深さというか、そういうところに惹かれたみたいなことってあるんですか?

H:でも最初にチャットでやり取りしてる時から、まさか付き合うとは思ってなかったはず。だって、こいつ私になかなか居所教えなかった(笑)

璃:ざっくり九州としか(笑)

-でしたら、これまで何本も他人棒を与えられて、他の男性と関わって、その人たちとHALさんを比べたら何が違いますか?

璃:うーん、比べるというかジャンルが違う。他の人とするのはそういう遊び、HALとするのは愛情のあるセックス。

H:だから言ってんじゃん。単独男性のチンポは肉茎、肉の茎。もしくは肉棒。だからセックスとはいっても所詮なんですよ。例えば明日テニスしに行く? と言うのと同じなんです。

璃:そうそう。なんか新しいスポーツのジャンルみたいな。

H:的な捉え方を二人ともしてる、特に私はその傾向が強いです。だから寝取られで燃えるとか言うのは、常人以上の本当の身を焦がすような愛情がある人の話で、私もよくHALさんて寝取られなんですか? と聞かれますが「全然」。正直、目の前でチンポハメられてアンアン言ってようがどうでもいいから、もし、本当に取ってかれる「もうHALやめてあの人と一緒に行く」とか言われたら燃えるかも知れませんが。

璃:まぁそれは無いよ。

-寝取られではないということですが、でしたら今、複数遊びをしていて何が楽しい、これ!と言う動機としては何になるんでしょう?

H:我々のコンセプトは最初にも言いましたが、私の可愛い玩具を私と同じように可愛がってくれるってことなんで、そうやって同じように楽しめる仲間が欲しいってことですかね。だから私たちは管理売春のように、何時から何時で場所はどこどこで集めて、一発ヤッたら参加費だけ取って、さあ帰って。みたいなやり方はまずない。今回もこの場所に男性を集めましたが、もし泊まって行きたいって言われたら、どうぞどうぞ。それでその日の夜にムラムラして璃子とハメたくなったら私が見てなくてもハメていったらいいよ、と。

-なるほど。確かにそれは目的の違いで、もしかしたらパートナーを使って貸し出しプレイをするって言って、儲けようと思っている人もいるかも知れませんが。

H:私が思うに、8割くらいは営利だと思いますね。だって、例えばどう考えても一泊2万くらいだろってホテルに参加費5千円です、って集められて行ってみたら単独が10人以上も居たって…、それは売春でしょう?

-それが8割ですか!? でもこれも考え方だと思いますが、ぼくとしては掛かったコストでトントンになるように参加者から頂くのは問題ないと思います。

H:トントンならいいですよ。でもトントンの中に主催者の分も入ってなきゃダメ。例えば、場所代が3万円で私を併せて男が10人だったとしましょう。そしたらまぁ璃子はいいとしても、もらうのは一人3千円で2万7千円。残り3千円は私も手出し。だったらOK。

-そうですか、その考え方はかなり潔癖な部類かな、と感じますが。

H:違います。私にはヤラせてやってるって意識がないから。私はヤッてもらってるって考え方なんで。極端な話、ヤッて頂いてるくらいの。でも、皆が皆、最初から営利だったわけじゃなくて途中で気付くんだと思いますよ。最初は純粋な寝取られフェチで単独募っていたのが、あれ、これお金になるかも? って。しかもそれで自分の欲望も満たせて、奥さんなり彼女も楽しんでるんなら一石三鳥ですよ。

璃子を使って金稼いでるんだとかってなると、こいつが低くなる


-お話伺ってて思ったんですが、HALさんはそういう俗っぽいことに璃子さんを関わらせたくないみたいな意識があるんじゃないかと。

H:俗っぽいとは?

-お金とか。

H:なるほど。痛いとこ突くね(笑)言われてはじめて思ったけどそれはあるかも知れない。

-ある種、HALさんにとって璃子さんはミューズ(聖なるもの、女神)であって、出来る限り混じり気のない存在にしておきたいという。

H:うん、ちょっとあるかも知れない。確かに、璃子を使って金稼いでるんだとかってなると、こいつが低くなるもんね。それに、お金を取ってないからこそ、私は傲慢だよって態度を取るし、実際に自分勝手で傲慢です。そうやって傲慢で在りたいがために、いつでもこっちの都合で気に入らない単独を出禁に出来る立場を維持するために、引け目になることをしないようにしてるっていうのもあるかも知れない。うーん、どっちか分からない(笑)両方かな。でも、周りの人間が璃子のことをいくら、ちっぱいと言おうが、チビと言おうが、私からするといい女でしょ、という意識がどっかに潜在意識としてはありますね。こんなこと普段は口が裂けても言わないけど。

璃:うん、言わないよね。はじめて聞いた。

H:だから太ったら捨てるよ、とは言ってます。

-厳しいですね。

璃:なので毎日1時間、欠かさずトレーニングしてます。

-でもそれは、璃子さんとしては自分を高めたいという思いもあってではないんですか?

璃:一番はHALに捨てられないため。二番目は出来るだけ長い間皆さんに可愛がってもらいたいから。なんとかして踏み止まりたい。

H:だから言ってんじゃん。私がやらせてるんじゃなくて、こいつがヤリたいからやってるんだって。

-自分のやりたいことを出来るだけ長く続けるために体型を維持していると。

璃:だから私は、ツイッターもブログも興味がないからほとんど見ないんだけど、昔の自分と今の自分の体型をチェックするためだけに見てる。

-昔と比べて線が崩れてないか、そっちの意味で見てるんですね。

H:そうそう。エロいかどうか、とかは自分で見ても何にも感じないからね。

宴は深夜まで続いた。



-すいません。ではここでSNSの話…、先に詳しくお聞きすると予告させて頂いていましたが、お話がどれも面白くて…。

H:いいですよ、何でも聞いて下さい。

-では、現在はLINEとツイッターはやられていると思うのですが、それ以外に何かネットで使っておられるものはありますか?

H:元々ブログをやってたんです。でもブログがほぼ単独男性の募集板みたいになってしまって、更新が杜撰になってきた頃にツイッターを覚えまして。ああ、ツイッターは便利だな、と。

-なるほど。ということはより便利なものが出てきたから移行しただけ、ということですか。ツイッターはいつ頃から?

H:アカウント開設したのは2016年か17年かそれくらいですが、最初は作っただけでずっと放置してたんです。それで去年(2018年)はじめくらいからちゃんとツイートするようになって、それで今年(2019年)8月に一回アカウントを閉めたんです。

-それはなぜですか?

H:貼った露出写真の場所特定をする輩が集まり始めて。まぁ、電車内での写真だったんですが、それをどこどこ線のなん号車だとかって始まって、そうしたら鉄オタが集まり、こんなところでこんなことをするのは非常識だとか、挙句、俺の愛するなになに何型? の中でこんなことをするなんて何事だ(笑)とか。そしたら親しい仲間が連絡寄越して「HALさんこれはマズイよ、同じパターンで騒がれた所為で公安が動いて西鉄(西日本鉄道)がやられてる」…じゃあもうめんどくさいから閉めちゃえ、と。その時その仲間に、フォロワー45000人もいるのにもったいないよ…と言われたんですが、別にフォロワーが欲しくてやってるわけじゃないし別にいいよ、と即日ですね。

-それで今のアカウントは改めて作りなおしたものということですね。他に動かしているものはないんですか?

H:はい。まぁ、ブログはツイッターと連動して同じ記事が出てるだけなんで、実質ツイッターだけです。

-結構、マニアさんで単独を募る時にナンネットを使っている方が多いと思うんですが、それは?

H:昔は使ってましたよ。今でも思い出したようにたまに使うことありますが、募集してもカスしか釣れないんで。

-え、そうなんですか? そういうツールによって男性の質に違いがありますか?

H:昔はナンネットがぶっちぎりで良かったんですよ。でも爆サイが出来てから狂っちゃいましたね。爆サイが出てからはマトモな単独さんは潜っちゃった。というのも、昔はナンネットの中でも人気のある単独さんって何人かいらっしゃって、そういう人たちは名前が知られてるから、その人たちが応募するとほとんど無条件で呼ばれる。そしたら、そういう人気のある単独さんが爆サイで名指しで叩かれるんですよ。それもめちゃくちゃに。それが煩わしくなって、人気の単独さんはナンネットに来なくなっちゃった。

-うーん、嫉妬ですよね。

H:それで残った単独はカスばっかり。というのがここ1年くらいのナンネットですね。

-でしたら今は募集するのはツイッター経由ということですか?

H:そうですね。なぜならツイッターにはDMがあるから。引っ掛かった単独さんにDM送って、良かったらLINEのグループに来る? って誘って、そこではリアルタイムでやり取りがされてるから、そこで弾くことも出来るし、実際にプレイに誘うことも出来るし。というのが今の私の手口です。

-では、ツイッターをやっている理由は完全に単独さんを募るためにやってる?

H:ではないです。それも兼ねてるけどやっぱり自己顕示欲の表現。こんなことやっていいでしょ? 楽しそうでしょ? という表現をやっている。

-その自己顕示というのは、璃子さんを自慢したいということですか?

H:自慢したい…というのとは違うかな。というか自慢出来るもんじゃない(笑)

-(笑)いや、そうは言っても。例えば、他のマニアカップルさんで奥さんなりパートナーのことが大好きで、色んな人に見てもらいたいって方、結構多いと思うんですよ。

璃:多いね。

H:多いし、そういうご夫婦は漏れなく気持ちが悪いくらい仲がいい(笑)これは今までお会いしたご夫婦で例外はひとりもいない。ここで私が言いたいのは、仲がいいからこういうことをしてるんじゃなくて、こういうことをしているから仲がいい、逆なんです。要は、夫婦の関係も元は他人じゃないですか、それで他人との関係で一番何が知られたら恥ずかしいかって、頭の良さでもお金のある無しでもなくて、自分の深層心理の中の性欲、性癖。それをお互いつまびらかに共有しちゃってる。だから何にも隠すことないし、何も恥ずかしいことがない関係、だから仲がいいんですよ。

-それで、お二人は自慢が動機ではないんですよね?

H:自慢じゃないんじゃなく、こいつを自慢するんじゃなくて、皆で楽しいことをしてることを見せたい。だから以前のインタビューのゆいママさんのご主人が言ってらした、こんなこともあんなことも出来るんだぞ、っていう自慢というお話、それが感覚的には近いかな。

-はいはい、なんか分かってきました(笑)では表現としてツイッターを使っているということですが、ツイッターのいいところを教えて頂けますか。

H:情報発信のツールとしてはとても優れてますよね。私の場合ツイートというのは、来たリプ全てにまめに返信している方を見て、本当にすごいな、とは思いますが私はそんなこととてもじゃないけど出来ないので、ツイートに対してコメントがぶら下がっているだけで双方向コミュニケーションに見えてワンウェイの情報発信と捉えてます。でも、その一方向の中に、DMなりでコールバックをする術が何かしら用意されているツールというところですよね。

-それでツイッターのアイコンをSSK(サセ子)バッヂ※3にされてますよね?


※3、コアマガジンより発行されていたニャン2倶楽部Z誌上にて、投稿、掲載された投稿者に配布されたバッヂ。当初は公衆便所バッヂだったものを改名し、SSK(サセ子)バッヂとなった。このバッヂを身に付けて街中を歩くバッヂプレイは、「ヤラせろ」と道行く男性から声を掛けられると強制的にヤラせなければならず、女性に拒否権はないという過酷なもの。


H:はい。どうしても欲しかったので編集部にお願いして頂いたものの、投稿したことはないですね。

-ということは、発信の方法として、投稿雑誌というものの存在はご存知だったわけですよね?

H:もちろん。だって私はさくら企画※4の熱烈なファンですし。


※4、上記、ニャン2倶楽部で常連投稿者だったP/あべちゃんが立ち上げたビデオレーベル。完全に女性を心酔させて支配する激サドな関係性と過激で破天荒な露出写真で人気を博した。ニャン2各誌各号に必ず1ページのビデオ広告ページを出稿していたことでも知られる。

言ってみれば合法スレスレのライン上をずっと歩いて行けたら一番いい


-その上で、ツイッターを選ばれたのはなぜでしょう?

H:投稿誌を使わなかったのは、フィルムなりデータなりをまず現像する手段がない人に、代わりに現像しますよっていうので投稿を集めていたわけじゃないですか。その一環の流れのイメージがあるんで、こっちから生データを送るのが嫌だっただけ。恐ろしくて。

-たしかに、目線も何も入っていないものを一旦預けるわけですもんね。では、ツイッターというメディアを自分で管理するということは、全てが自己責任で行わないといけないわけですが、そこで何を投稿するか取捨選択する際に気を付けていることってありますか?

H:それは今は、ひとつ目のアカウントを閉じた時の反省を踏まえて、場所特定出来るところは貼らないように。でもそうするとヤッてるところばかりになっちゃって、本来の私の趣味としてはオモテでヤッてるものを載せたいんだけど、そうすると隠す場所が増えちゃうわ、モザイクは大変だわでそれが今の葛藤、ジレンマかな。

-では、もう少し掘り下げた部分でツイッターを使って全体的に表現したいこと、モットーとしていることってどういうものになるんでしょう?

H:直球で言うならさきほど言った、場所特定されない、法に触れないといった最低条件を満たした上で、出来る限り見た人が「オッ!」と思う写真を貼りたい。驚きの「オッ!」「マジ?」みたいな。

-それはビジュアルとして衝撃的な写真ということですか?

H:
そうそう。インパクトの強い写真。え!? こんなところで脱いだの? とか、言ってみれば合法スレスレのライン上をずっと歩いて行けたら一番いいんですよ。

-そういう遊びとして捉えてらっしゃるんですか?

H:うん、遊びの一環。だから見せたいっていう意味での自己顕示欲の解消としては、他のSNSを使っている投稿者さんとなんら変わらないと思う。ただそれがあんまり亢進しちゃうと見てる人も辟易しちゃうと思うからそこは気を付けてます。

-その中の貼った写真の中で、いいねやRTが多いものに影響されたりとかは?

H:興味ない…。そんなことよりも、貼った写真について「今上げた写真を撮られるなら、次はこんなこと出来ませんか?」とか「こういうシチュエーションって今までありませんでしたか?」と、提案付きでリプが来たらすぐ反応する。だからコミュニケーションと向いてるベクトルの向きで、同じ方向を向いてると感じたら、すぐにえこひいきしちゃいますね。


-なるほど。いえ、実はこの質問の次に、バズるツイートの傾向なんかを聞いていきたかったんですが…。

H:バズる…? なにそれ?


-ひとつのツイートがいいねやRTをバンバンされて、言ってみればプチ炎上状態、物凄く拡散されることをバズるって言うんですが、この言葉をご存じないということは、もう全く興味がないという?

H:それ、なんの得があるの?

-自己顕示欲がより満たされる…とか。

H:いや、自己顕示は投稿した段階で満たさなきゃ。それをより深く求める人はキチガイですよ。貼ったところで「アハハ! 楽しいだろ?」って言ってるレベルが一番バランスのいいところで、それ以上に亢進していってあれもこれも、いいね、RTの数を要求しはじめると承認欲求が強くなりすぎでキチガイの領域ですよね、お薬処方されますよっていう。

-ツイッターに依存してしまっている?

H:そうですね。自己顕示欲としての表現だけど、別に見ている誰かに充足感を与えるために発信しているわけじゃないですから。

-でも、続けていくと、自然と受けがいいものに流れていってしまうみたいなこともなかったですか?

H:意外とみんなそうなんだよね。でもそれは他人に迎合しているだけの話で、自分で発信してるのに、他人がこう言うからじゃあこうしようって考えはじめたら、その時点で自分の趣味じゃなくなってるもんね。他人の顔色見ながらやってたら、そんなの自分の楽しみじゃない、私は自分がしたいことをしたいだけなので。

-確かに。



H:でもね、そうしてツイッターのエロアカを追っかけて、いいねしたりRTしたりしている男性は私の感じる限り、キチガイ率は高いです。だからその人たちの意見を聞く、ひいては取り込まれるようなことがあったら共倒れになっちゃうから注意が必要です。と、思います。そう思って私は会ってます。だからこないだも集まった男性に言ったのは、皆理解してなきゃいけないのは、私らも、あんたらも、どっかおかしいんだからね。それを理解して遊んでないとエライことになるよって。

-それは、いわゆる単独男性としてマニア遊びに参加している男性は一般社会と比べて、キチガイが含まれる濃度は濃いと思いますか?


H:濃い。

-なんでエロ遊びをする方にそういう方が集まりやすいんだと思いますか?

H:別にエロ遊びをする人がって話ではないです。単独男性の中でも、エロアカを追っかけてああだ、こうだって言っている人たち。なんでかって言うと、結局は自我の亢進なんですよ。ツイッターの仕組みとして他人のリスクはヘッジしなくて、自分のリスクはヘッジ出来る。言いっ放しも出来る、文句も言える、気に食わなかったら喧嘩も売れる、で自分はフォロー止めちゃってブロックしておしまい! って出来るという前提があるじゃないですか。ここにはなんのコミュニケーションも生まれなくて、ただ自我だけがある。これじゃあただの自我の亢進なんで。だから自我が亢進しちゃったキチガイ、という類がどうしても増えちゃう。そう思うと、キチガイっていうのは自分の保身はしますから。

-同じように市民権を得ているwebサービスでインスタグラムやTikTokなんかの場合は、概ね実名の登録だし、顔出しが基本です。そうなると匿名が多いツイッターの方がキチガイが多くなる。

H:保身イコール、自我の亢進ね。なんか楽しいことがしたいけど、なんかエロいことがしたいけど俺は絶対リスクは背負わないよって。その態度で女が出来るはずないじゃん。だって人生ってリスクばっかりだもん。ある程度リスクを担保するからメリットが享受出来るわけで。って、こっちの都合もなんも考えずにいきなり参加したいです、璃子さんに会いたいです、とか送ってくる奴にはここまでDMで返します。

-それっていうのは、こんな単独遊びなんて止めた方がいいよっていうニュアンスですか?

H:ううん。していいと思う。全然していいけども仕方を考えろって。いや、どこの誰かは言いたくない…、連絡先も教えたくない…、DMだけでお願いします…ってそんな態度じゃあなたは一生、私から言わせると釣り餌なのね。管理売春の獲物にされるだけで、自分の彼女が出来てヤリたい放題のセックスなんて無理だよって。あんたがやってるのはプレイじゃなくて、風俗とは別の管理売春に引っ掛かってお金を貢いでるだけだからね、ってここまで実際に言います。特に若い子には。10代20代の若い子はこれからの日本に影響するんで、目覚めた方がいいよ、あんた搾取される側に回ってるよって。

-反対に理想の単独男性像ってありますか?

H:理想の単独は、ちょうど今回の上京企画で北九州から来て、一昨日帰った男が居たんですが、彼が典型的な理想の単独さんですね。

-その条件を挙げるとしたら?

H:一番でかいのは、自分を消してる。欲求があって来てるはずなんだけど、それすら見えない。

-コンシェルジュみたいな(笑)では、このインタビューを読んで、お二人に会いたい、そう思った方が居たとして、どうアピールすればプレイに参加出来ますか?

H:やっぱり自分の我だけを推すんじゃなくて、相手の心情や状況を察する能力がないと無理だよね。ひいてはそれがコミュニケーションだから、コミュニケーションが出来ない人は無理ですよ。だから、ぽっとメールもらいました、はい行きます、さあどうぞ、なんてのはありえない。あらかじめLINEグループに引っ張ってきてずっとコミュニケーションを継続的に見ます。それでその会話で推し量ってこれはキチンと出来るやつだな、と思ったら残すし、無理ならはじく。だって、人と接したいから来るんじゃなかったらやってもしょうがいないじゃん。

-そもそも、ヤリたいだけの奴なんて要らない。

H:そう。だってヤリたいだけの奴ばっかりなんだから。出来ればコミュニケーションすっ飛ばしてチンポハメて帰れれば一番楽しいんだから。そんなのばっかりの集まりなんですよこの畑は。そういうのは排除したい。

-確かに、人間関係でのコミュニケーションが取れない人とは仕事でもなんでも一緒にすることは難しいですよね。

H:そうなんだけど、でも思わない? 最近すげー多いぜ(笑)ほんとに思うもん、この遊びしていてこの先、日本はどうなっちゃうのかなって真剣に思う。昔ってこんなにキチガイ多くなかったはずだぜって。

-すいません、僕はHALさんと比べたらかなり冷徹な人間なんだと思います。僕は叱ったりはせずにそのまま無視して、切っちゃうだけになると思います。

H:そうしたら次がないんだもん。それやっちゃったら将来がない。だから偽善的って言ったら私はすごく偽善的なのかも知れない。このままじゃマズイって思うから、とりあえず嫌われてもいいから刺してみる。

璃:でも、それで変わった子もいるよね?

H:そう、いるいるいる。実際に変わって、次に会ったら別人になってた奴が何人か居るのよ。そのケーススタディを見るともれなく若い子なんですよ、10代~21、2歳。あるひとりの子の話ですが皆がいる前で泣くまでコテンパンにやっつけたんです。もう連絡無いだろって思ってたら、1年後にまた会いたいですって連絡寄越んで会ってみたら、態度どころか顔付きまで変わってて、あんた誰? ってくらい。そういう奴が何人も居るから、一概に私の自己満足の独りよがりじゃないんだってなんとなく感じちゃって。少しでも関わる若い子には感化させたい。

璃:楽しいよね。

H:楽しい。だから、その子は最後の最後、土俵際いっぱいでイカれてはなかった。それで、自分はこのままじゃいけないと思ったから、また連絡を寄越したんですよ。

-やはり情が厚いんでしょうか。これは先にお聞きしたメンヘラを矯正したいというお話にも通ずると思いますが。

H:情に厚い…のかな、それは自分で自分のことは良く分からない。ただ、情けがないのかと言われたら情がある方に属するのかも知れませんが、だって関わっちゃったんだもん。だからメンヘラが来たらよせばいいのに、どうせこの後、面倒くさいことになるのは分かってるんだけど止まらない自分がいる。

そうなるとこの先っていうとものすごいカオス化しちゃってて、さっぱり分かんないよね



-なるほど。HALさんがこれからの日本を憂いていらっしゃるのはよく分かりました(笑)ではこれからインタビューの締めに入らせて頂きたいんですが、今、ツイッターでエロアカを運営されている方で、かなり多くの方が一度以上、凍結を経験されているという現状があると思いますが、もしこれがさらに進んだら18禁の画像自体上げられなくなる未来もあり得るかも知れません。で、もしそうなった時に、お二人は何を撮られると思いますか?

H:変わらないでしょうね。ただ、より一層過激な方向に行く可能性はありますね。見せることを心配しないでいいから。どこまでイケるかやってみる? という世界にいくかも知れない。私、そういうことを立場上言っちゃいけないんだよ! でもそう思ってしまう自分がいます。

-(笑)では、現在ツイッターという場と手段があるから撮ったものをアップしているだけで、見せられなくなったからと言って変わらない。

H:そうですね。それに、見せるために何かを撮るというつもりは皆目ないですね。

-でしたら、最後の質問として、お二人の今後の展望をお聞きしようと思ってたんですが、もしかしたらそのお答えは「このまま変わらない」になりますか?

H:展望ということでしたら、私の今の最大の関心事は、これまで璃子の年齢だけはシークレットとしていたのを、ではこの先何年、皆から可愛がってもらえるのか。よしんば私の願望としてあと10年、遊んでもらえたら、璃子お前スゴイよって思う。

璃:でも10年なんてあっという間だよね。

-おお! 素晴らしいですね。では、本当の最後にお二人を取り巻くマニア界隈、投稿世界は当事者としてどう変わっていくと思いますか?

H:私自身、昭和の人間なんでやはり投稿雑誌という媒体が無くなっていくのは、非常に残念というか寂しい気持ちがありますが、でもこのインターネット上に、膨大な情報が流れ込み過ぎていて、5歳児でもパソコンクリックひとつで簡単にモロ画像が見られるという現状を見るに、メディアとしての出版が潰えていくのは已む無し。あとこの先それが、電子データとして見られる状況がどうなっていくか、というのは公安、ひいては国がどのように規制をするのかの方向性ですべてが決まると思います。だからもし、このままモロ画像がいくらでも見れる状態が続けば、人間歪んで来て、隠れてるのが楽しい、モザイクがあるから燃えるっていうネオキチガイが生まれる(笑)

-揺り戻しと言ってもいい。

H:揺り戻しですね。そうなるとこの先っていうとものすごいカオス化しちゃってて、さっぱり分かんないよね。でも結局はお上が決めるのかな。ただ、やっぱり見せたい/見られたいという欲求、璃子なんて最初は、冗談じゃない! 絶対に見せたくない! と言っていたのが喜んで見せるようになっている。それくらいの麻薬的要素、やったことによる達成感、解放感、快感が脳内麻薬としてエンドルフィンやセロトニン類がブワーっと派生して、ああ気持ちいい…というトランス状態になるわけですよ。要は、コカイン吸ったり覚せい剤…は違うか、大麻を吸ったりしているのと同じ恍惚状態になってやっちゃうことだから、無くなることはないでしょうね。

-特に一度覚えた人は止められないでしょう。

H:絶対無理。だから、璃子に覚えさせた、止めるのは無理な状態を私が作ってしまったから、彼女がこの先いくつまで皆が楽しんで人が集まってきてくれるかが最大の関心事。

璃:その為に、私は体型維持を頑張る!

H:……普段そんなに色々考えてやってないもんね。だから今回、質問されて、ああそっかー、そっかーってすごい考えた。

-そういう風にご自身の活動を振り返る機会として頂けたら本当にありがたいです。

H:うん、面白いと思った。もしかしたら明日からするプレイが変わるかも(笑)

HAL&璃子(Twitter)twitter.com/HAL_Rico_Rica
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