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「HAL&璃子&梨夏」マニア撮影2.0 第五回自己メディアで発信する 素人マニアカップルドキュメント

HAL&璃子&梨夏

インターネット上に自ら撮った写真、動画をアップし発信するマニアカップルから、その活動について聞く連載第五回。やはりコロナの影響は大きく、前回更新から約1年半も休止してまして申し訳ありません。今回は第三回でお話を伺ったHAL&璃子&梨夏さん(@HAL_nymphoR3)が再登場。前回インタビュー時には璃子さんおひとりだった女性が、約2年を経てもうひと方。新たなパートナーである梨夏さんを交え、コロナ渦でのエロ活動、ポリアモリー、エロのサブスクリプションなど話題が横断する現代マニアの肖像。初掲載2022年4月 

他人からハブにされてもぼくら三人の関係は変わらない

-お久しぶりのご登場となります、HAL&璃子さんですがすでにお分かりの通り、もうひと方、そこへ女性が座っておられます。

梨夏さん(以下、梨):はじめまして梨夏です。

-ああ、素敵なお声です(笑)本当はすぐにでもお話を伺いたいところなんですが、前回のHAL&璃子さんへの取材が19年9月のことでしてそれから約2年半ほど経過し、その間、どのような活動をされていたのか時系列でお伺いしたいと思ってますので、出番まで少しだけお待ち下さい(笑)

梨:はい。

-それでは前回取材後、すぐに発生したのがなんといっても新型コロナウィルスです。そこで、コロナ渦でのマニア活動とはどのようなものだったか、というところから伺っていきたいのですが。

HALさん(以下、H):何も感じてないですね。

-活動を制限されたということは?

H:なんの制限もされてないです。実際、コロナになってからガラガラの新幹線、ガラガラの飛行機に何度も乗りました。グリーン車に乗ったら、車輌がぼくひとりだけというのも2回くらいありましたね。実際考えていたのは、あれだけ行動規制だなんだと話が出てる中で動けば、自分が真っ先に罹るものなのかなと、最初の1年くらいは思ってたんですよ。それでもさんざん公共交通機関に乗ってましたがコロナに罹ることはなく、身近な人で罹った人がいてもぼくは罹らず、1年過ぎたあたりでこれは関係ないな、と思ってそこからは全くの通常モードです。かえってそこから梨夏が出てきたんで、今まで以上に移動する頻度は一気に増えました。

-なるほど。となると次の質問。というわけにもいかないので・・。

H:あれ。まずかった?(笑)

-いえ、そういうわけではないんですが(笑)ここは少し長めにお話を聞きたかったので。では、こちらのインタビューを読んでいらっしゃる方のためにも少し思い出して頂く、コロナ騒動の経過まとめを入れさせて頂きます。

2019・12/1 中国、武漢で発症
2020・12/30 ゲノム配列解読、国際データベース(GISAID)登録
2020・1/15 日本、国内感染確認
2020・2/3 ダイヤモンドプリンセス横浜寄港
2020・3/11 WHOパンデミック宣言
2020・4/16 日本、緊急事態宣言13都道府県に
2020・4/18 国内感染者一万人超える
2020・5/25 緊急事態の解除宣言
2020・11/12 国内一日の感染確認1661人 一日として過去最多
2020・12/14 米、ファイザー社製ワクチン接種開始
2021・1/7  緊急事態宣言二度目
2021・1/27 世界の感染者1億人超える
2021・2/17 日本、ワクチン医療従事者に先行接種開始
2021・4/25 緊急事態宣言三度目
2021・7/23 東京オリンピック開幕

-と、まぁこのような流れで、最初のインタビューをお受け頂いた年(2019年)の年末年始に掛けてが最初の波に当たるわけですが、そのあたりで予定が変わるといったことは?

H:ないですね(笑)年末は福岡で遊んでました。

-福岡では単独男性も呼ばれました?

H:呼びました。ですが今回とは事情がかなり違って、会ったことのない単独さんはナシで何年も遊んでいて素性も知ってる気心の知れた仲間と遊んでましたね。何故かと言うとあの時期、募集しても掛かる人が居なかったので。

-あー。やはりその時期は捉まらなかったんですね。

H:やっぱりこういう遊びを好む男性っていうのは少しバイアスが掛かっている傾向が強いんで、コロナに対しても過剰に反応する。だから、危ないと思っていたのは呼ばれる単独男性の方だった気がぼくはしています。

-単独の集まりが悪いというのは感じてらした。

H:集まりが以前に、応募する人、遊びたいという人が新規だとガタッと減りました。

-それは、自分がコロナに掛かりたくないということなのか、自粛ムードのこの時期にそんなところに行くべきでないという意識なのか、どちらだと思いますか?

H:うーん。それは単独さんそれぞれに聞いてみないと分からないことですが、ぼくは自分が掛かりたくないという方なんじゃないかと分析してます。

-では、自粛なのか理由はそれぞれでしょうが、応募が鈍化していた新規の単独さんがコロナ以前のように戻ったな、と感じられたのはいつ頃になりますか?

H:だいたい、2020年の3、4月くらいでしょうか。

-え!?それって世間では、自粛の最大のピーク時期ではないですか?

H:そうですね(笑)ぼくが思うに公にしている行動、仕事やオフィシャルな部分でその時期にそういうことをやっていたら、あの人なにやってるの?となるでしょうけど、あくまでマイノリティの世界での行動で指摘を受けるという恐怖感は全くなかった。

-でもその時にSNSにアップした写真に対して何か言われたとかは?

H:皆無です。

璃子さん(以下、璃):ないよね、DMも来てない。

-ゼロというのは意外ですね。それは先ほどマイノリティとおっしゃいましたが、閉じた世界だからなんでしょうか?

H:そうですね。基本的にクローズドでしょう、この世界って。そこで限られた人が遊んでる。そういう状況のマイノリティの中ではみ出したとしても別にいいかなって。もし、表の関係の中で孤立したらキツいけど、そもそもがマイノリティの中でハブにされても別に構わないと思ってました。それは璃子と梨夏との関係も一緒で、もしぼくがハブにされたことでこの人たちが居なくなるならやらないけど、他人からハブにされてもぼくら三人の関係は変わらないから別に関係ないよねって。

-なるほど。ただすいません。私が思うに、HALさんが自粛しなかったというのは個人の考えですのでそこに何も異論はないのですが、周りからやめろの圧力もない。そして単独男性もピークにも関わらず以前のように参加するというのが意外でした。

H:全く感じなかった。あったのかも知れないけど…。いや、ないよなぁ。しかも、集まる仲間たちも何にも出来ない時期が続いてたから、ぼくらが近くまで行くって連絡すればじゃあせっかくだから、となってその場でわちゃわちゃってなってました。

璃:それでただの風邪もひかないし、皆すごい元気(笑)

-ではその時期、影響力の強いインフルエンサーやタレントなんかが、今はがんばろう、乗り切ろうみたいに呼びかけしてましたけど、正直、バカみたいとか(笑)

H:いやバカみたいとは思いませんよ(笑)それはインフルエンサーの種類に依るでしょう。対外的な目を気にする立場の人は、あの時期、そう言わなきゃいけなかったというのは分かりますし、そこの裏でなにやってたかまでは分からない。ぼくらはそこで裏と表を使い分けるようなことは嫌いなんで、あるまま、ある状態を表現していただけですね。

今回は計2日間を密着。初日日中は大阪を根城に野外露出を。その日の深夜にファンクラブ会員を招いての乱交が繰り広げられた。

-コロナ渦でも変らず活動は続けていたと伺いましたが、そこから梨夏さんが一緒になります。どのような経緯だったんでしょうか。

H:今の形になったのは2021年の8月、お盆からです。

-HALさんと梨夏さんの初セックスは?

H:えーと、2020年の9月?

梨:実は9月より前に一回あって…。

璃:そう。私その動画持ってるもん。

-璃子さんが撮影されてたんですか?

璃:私はそれを見て後で楽しむ派なんで。

-ということは、そのきっかけというと?

H:一番最初に会ったのは、2020年の7月。その時彼女には特定のパートナーさんがいました。

-そのパートナーさんというのは、同じようにエロ遊びをされていた方?

梨:そうですね。

H:20年の7月に大阪で遊んだ時に、カップルとして参加したんです。そこから立て続けに7月、8月、11月と遊んだんですが、それすべてに彼女達が来たんです。ですが、その中で相手の男性は来ずに彼女だけが来るということが一回あって。それでてっきりぼくは相手の方がネトラレで、我々を信用してこっちにブン投げてきたのかと思ってたんです。

-あー。ひとりで行ってあとで報告しろ、という。

H:ですがそこでおかしいなと思ったのは、実は行きたいと最初に言ったのは梨夏で、ぼくらのことを見つけたのも梨夏だったらしいんですよ。

梨:最初、ツイッターでHALたちを見てて、いいなーと思ってたんです。そしたらその時、相手の人が、HALたちが大阪に来るらしいから声掛けてみる?と聞いてくれてそれで「ああ!行きたい!」って(笑)

-その時の梨夏さんのパートナーの目的としては、スワッピングが目的だったんでしょうか?

H:いえ、だってその人、不能だもん。

璃:それでHALも見る側だからそうなると単独男性がいないと…。

H:そう。だから今回も参加したRicky(@177_ricky)※1。のほうがぼくより遥かに何度もヤッてますよ。身体の相性もぼくより絶対いいから(笑)

※1、実はこのインタビュー時もこの日の単独男性、参加者に公開で行われインタビュアーの後ろにRicky氏も控えていた。

璃:関西で遊ぶ時は、いつも呼ぶ決まった単独さんが何人か、それに新規の方っていうのが多くて、それをHALが撮影するという形で。

この人たち心から信じられるはじめての人たちだって確信

-梨夏さんにとってそういう複数や変態プレイっていうのは、その前のパートナーさんにはじめて教わったんですか?

梨:最初にそういうことをしたのは、前の前にもうひとり居て…。

-なるほど(笑)大分話が入り組んできましたので、最初の方をA氏、その次の方をB氏と呼称しましょう。

梨:はい(笑)それで、最初A氏とノーマルに付き合ってたんです。でも途中から私の友達と3Pをしたいと言い出して。それを私は断わってたんですけど、それならスワッピングならいいでしょ、と変態プレイを公開していたB氏ご夫婦を見つけてきたんです。

-B氏はご夫婦だったんですか。

梨:はい。ですので、B氏とは不倫関係でした。それで、A氏とは最初イヤイヤというか、エッチなことに楽しみは見出せなかったんですけど、別れたくなくて従っていたという感じだったんですけど、B氏には混浴に連れて行ってもらったり、他の人とヤるのが気持ちいいというのも教えられたんです。

-それで、現在一緒に居られるのはHALさん璃子さんですが、ここに至ったのは?

梨:B氏と会ってしばらくは特に変に思うこととかなかったんですけど、彼が口では自分はネトラレって言ってるくせに、HALと璃子と遊んで時間が遅くなると怒ったりして、だんだん怖くなってきて…。

H:要は行動と言動が一致してなかったようなんですね。その違和感を感じ始めた時に、梨夏がB氏を伴わずに泊まりに来て。単独さんも帰って、ぼくと璃子と梨夏の3人という場面に遭遇し、そこでぼくと璃子との関係を見てしまって。同じようなことして遊んでいるカップルなんだけど、なんか自分達とは違うぞっていうのを感じてモヤモヤがはじまった。

-そのモヤモヤというのを言葉で言うとどのようなことですか?

梨:うーん、難しいですけど愛情?本当に気持ちで一緒に居たいなって。

-その一緒に居たいというのは、HALさんと居たい。璃子さんと居たい。3人で居たい。でいうとどれですか?

梨:3人で居たい、です。

H:それはね、即答だと思いますよ。ぼくも一番危惧したのはそこで、ぼくと璃子との関係がすでにあってそこに梨夏が入ってきたら、異性の関係はぼくと璃子、ぼくと梨夏になるじゃないですか。それは同性である璃子と梨夏の関係がおかしくなるんじゃないか、と。でも時間を掛けてきて、ぼくと璃子のふたりっきりの時間、ぼくと梨夏のふたりっきりの時間、両方あるんですが、そこでどっちも別々に言うんですよ「3人の方が楽しいね」って。

-そこから、今回同行させて頂いた大阪でのプレイ。今日(2022年2/26)の2日前から梨夏さんが現在お住まいの兵庫を離れて璃子さんと九州で同居されるというので引越し作業をされていたんですよね?この移住というのはなかなかの決断かと思うのですが。

H:普通はね(笑)そうだよね。それは、梨夏の家庭環境、B氏との関係といった周辺の状況が彼女にとってよろしくないんじゃないかとぼくは感じたの。それで踏み絵じゃないけど、もし状況が許せば璃子のところに行って一緒に住むってこと、考えられる?って聞いたら二つ返事で「行く!」って。今回、実際には2月末でしたけど、当初梨夏の中では年内に行く!って言ってたんですよ(笑)

-梨夏さんはどうしてそこまで思えたんでしょう?

H:それは俺も聞きたい(笑)

梨:去年の8月までふたりとは数回しか一緒に居なかったけど、ふたりの関係を見て、ふたりと一緒に居たいって気持ちが強くて。ただ、B氏と別れたら私が孤立してしまうと思ってたんで、B氏のことを好きなんだと自分にバイアスを掛けて別れずにいたんですけど、うーん、なんだろう。言葉にするのは難しくて…。ただ、本当に一緒に居たい、過ごした時間は短いですけど、この人たち心から信じられるはじめての人たちだって確信したんですよね。

-その一緒に居たいという気持ちの中に、HALさん璃子さんと居ればエッチなことには事欠かないと思うんですが、それも動機としてありますか?

梨:根底には愛情があると思うんですけど、人と交流したりただヤッて楽しむというのではなくって、みんな素性も知ってる人が居たりとか、ただ食事だけしてヤラずに帰るとかいう人が居たりとか。

H:それはぼくと璃子というより、仲間との関係のことですね。梨夏の中でのエロ遊びっていうのは、はじめて会ってヤるだけヤッて即解散というのしかなかったところ、会って話すだけで終わりというのは梨夏は見たことがなかったから。ぼくらの集まりで、ただしゃべって食事するだけで何もしないで帰るというのを見て、あの人何しに来たの?って。いや、俺らに会いに来ただけだよっていうと、そんな関係で付き合う人が居ることにびっくりしちゃったみたい。みんな穴兄弟だけど(笑)

梨:最初はふたりのツイッターを見て、私も露出が好きなんで、いいな、色んな所行って楽しそうだなとだけ思っていたんですけど…。

H:ごめん。少し補足していい?(笑)ぼくらが前回のインタビューで自我の亢進しかり、承認欲求しかりという話をしましたが、そこを紐解いていくと梨夏がしていたことも我々がすることも第三者から見たら変態プレイとして同じ枠に入れられてしまうけど、何に基づいているか、その根っ子が全然違う。そこの本質に梨夏は気が付いちゃったわけです。そうなると「あれ、私がやってることって違う」って思いはじめた。

-今回、お話を伺うにあたってHALさんから事前に伺っていた限りでは、このインタビューは梨夏さんの希望だったんですよね?

梨:はい(笑)

-それはどういう気持ちから?

梨:それも露出と同じで、前回のインタビューを読んでいいなぁと(笑)

-そのいいなぁ、は璃子さんいいなぁという対抗意識?

H:違う。それはない。

梨:はい。なんか私、孤立するのが一番怖くて、関わる人と同じ時間を共有したいって思っちゃうんです。

H:これから教えていきますよ、そうじゃないよってことを。でも、今はそれでいいんじゃないって言ってます。

-では梨夏さん、特別これは言っておきたかったということはありますか?

梨:なんか私が増えて…、増えてっていうのはおかしいですけど。璃子ちゃんと2人になったことでHALが私達を使ってビジネスしようとしてるって勘違いしてる人がいるみたいなんですけど、それは違う、と。私がHALに引っ掛けられたわけじゃないし、私が望んで2人と一緒に居たいって決めたってことは言っておきたいです。

気付いたら私も梨夏に対して愛情が芽生えてきて。それは愛情もだしエッチの対象にもなるんです。

-そこで璃子さんへの質問なんですが梨夏さんが来るとなった時、どうだったんでしょう?

璃:そうですね(笑)それは嫉妬とヤキモチの違いみたいなことが最初はあって。最初の最初は嫉妬だったんですよ。

H:ヤキモチと嫉妬の違いは、ヤキモチは別にいいんですよ。どちらか一方にしたことを自分もして欲しいって思うのは自然な感情で、でも嫉妬はどちらかの足を引っ張ることですから。今の形もヤキモチの間ならいいけどそれが嫉妬に変わったらこの関係終了だよって言ってます。

璃:はい。それで最初は嫉妬だったんですけど、梨夏がいることで自分の中で、もうちょっと色んなことに対して頑張ってみようって思えるようになって。というのも、今まで私もこういう活動をしてると色んな女の子と会うんですね。そうすると最終的に私を蹴落としてHALと一緒に居たいってなる女性を何人も経験して。でも梨夏は最初からそういうのがなくて。ちゃんと距離を取っていて、尚且つ一緒に居てくれて。

H:璃子ちゃんが居てのHALなんだよね、という状態で近づいてきた。

璃:そう。私達の間に割って入ろうとかいうのが一切なくて。そして気付いたら私も梨夏に対して愛情が芽生えてきて。それは愛情もだしエッチの対象にもなるんです。

H:そうですね。この人両刀なんで(笑)

璃:気持ちいい顔を見るともっと気持ちよくさせてやりたくなって(笑)

梨:今みたいになる前から遊びの中で、璃子ちゃんとふたりでチュッチュッチュッチュッっていうのはあって(笑)その時から私も気持ちいいなって。

璃:それがどんどんどんどん増してきた感じ。

-でははっきり言うと、璃子さんと梨夏さんも女性女性でそういう関係ということですね?

璃:うーん(笑)女性女性というか人と人って感じ(笑)これが梨夏が男性だったとしてもそうだったかも知れないし。でも、ふたりの時はお風呂でね。

H:しょちゅうキスしてるんですよ(笑)

梨:お風呂でやって、もうのぼせちゃうくらい(笑)

-では今は男性とするのと梨夏さんとするのはどっちがしたいですか。

璃:今は梨夏ですね。HALとだったら違うけど。

-さきほどの乱交状態※2ではお二人のレズプレイは見せてもらえませんでしたけど、そうはならないんですか?

※2:動画はこちら【ナマ中集団オフ会】HAL&璃子&梨夏に二度目の密着取材【乱交編】

璃:そうですね。それは全く別の行為なので。

H:エロの括りにするとどっちもエロなんだけど、彼女達の中で男性とやってる行為と彼女たち同士は全く違う行為でリンクしないんですよ。同じ場所でやってるんだから続けてやればいいじゃん、と思うのは男のエゴなんでしょうね。

-なるほど。でも性欲の対象ではあるんですよね?

璃:はい。お尻とか見たら舐めたくなります(笑)

ポリアモリーというのは、一人称ではなくそれ以上、二人称三人称という相手に同じように愛情を持って分け隔てなく同じように接することが出来ること

-そこでお聞きしたいんですが、HALさんは現在の関係をmyfans※3のプロフィールではポリアモリーとされてますが、HALさんの定義するポリアモリーとは?ということと現在のお三方はその定義からすると齟齬がないようになっているのか。ふたつ伺えますか?

※3:HAL&璃子&梨夏さんH&RR《Lewdness nighit》のmyfans

H:ポリアモリーというのは、一人称ではなくそれ以上、二人称三人称という相手に同じように愛情を持って分け隔てなく同じように接することが出来ること。一番大事なのはただ複数の人を同じように好きとしている人、これをぼくは多情な人と呼んでますが、例えばその多情な人が梨夏と会ってることを璃子は知らないという関係にしていたとしたら、それはぼくの中ではポリアモリーではないと思います。それで今現状の中で、彼女達ふたりの本音の部分は分からないよ、でもぼく自身の中ではポリアモリーの状態にあります、まったく差がない。完全にオーソライズされて璃子にも梨夏にもすべてを話してます。

はっきり言って、梨夏が出現するまでぼくはそういうタイプの人間ではないと自分では思ってました。外で遊ぶのは浮気性なので平気で出来たんだけど、こういう関係を構築出来ないと思ってたんです。

-それで璃子さん梨夏さんが同居されるというと、なんとなくコミューンみたいなものを連想するんですが。ここに同居の男性がさらに増えて、HALさんとその男性がチンポを舐め合うという(笑)

H:絶対そう言うと思ったけどそれはトラップですよ(笑)それはぼくは出来ないですね。今まで舐められたことはあるけど舐めたことはない。男同士は女同士よりも関係としてはもっとずっと深いですから。それこそ、女性同士はオマンコを舐め合わなければ分かり合えないかも知れないけど、チンポを舐めなくてもより深く分かり合える。

-となると、チンポを舐めればさらにもっと分かり合える…(笑)

H:それは違いますけどね(笑)でも普通その次はこうなる、というのは自分が考えたことじゃなくて外部からの意見でしょう。普通なら、という。それはどこかにバイアスが掛かってると見た方がいいです。我々はあるがままにするだけなので。

-それでは質問を変えまして、さきほども少し触れましたが、現在皆さんでmyfansというサービスを運営されてますが、こちらをはじめられたのはいつでしょうか?

H:インタビューされた少し後くらいですね。19年の11月か12月。元々はmyfansではなくてFANCLOVEというのを人づてに聞いて、それからはじめたんです。

-こういった個人の月額会員制サービス、いわゆるサブスクは今はマニアさんも広く利用されてますが、かなりはじめられたのは早かったんじゃないですか?

H:そうですかね、分からないですけど、はじめた当初は彼女達に個人のツイッターを持たせてという今の形ではなくて、かなり消極的だったんですよ。やりたくないな、どうしようかな、と思ってた。でも、はじめた手前、会員さんは残ってるしどうにかしないとというところで、myfansの運営からぼくに連絡が来て。

-引き抜かれたんですね。

H:きっとmyfansがFANCLOVEを潰しに掛かって多くの人を勧誘したんでしょう、それで実際エロ関係の人は皆、myfansに移って来て。で、ぼくらの方針としては、月々の会費の100%をオフ会のための行動費に充てて色んなところ行きますよ、だから企画ちょうだいということで一貫してるんですが、そうするとこれはヤレるんだって勘違いした人が、どこどこに行きますよって告知した時だけドッと会員が増えて、終わったら抜けるというのが跡を絶ちません。だから最近はプロフィール欄に「入った人がすべてヤレるわけではありません」と追記しました。どうも民度というか、種別というか頭に「キ」の字が付く人が多い(笑)

お金を払うって行為が入ってくるとお金払ってるんだからって思う人がほとんどになってくる

-myfansの仕組みとして、月額の設定とその金額に応じてのプラン設定が出来ますがどのように運営されてるか伺えますか?

H:まず一番下の基本プランが1000円でツイッターでは上げにくい動画が見られるプランを置き、その上の2000円のプランでは動画と会員全員がメンバー用のLINEグループに入れます。そこでコミュニケーションをして、その中でオフ会参加に手を上げる意思表示が出来ます。その上の3000円のプランではさらに濃いメンバーしか入れないLINEグループでコミュニケーションが出来ますが、基本的には2000円のプランもそれ以上の金額のプランも企画参加の採択率は考慮しますが、すべてのプランでオフ会参加が出来ることにしています。

-前回のインタビューでもお話されてました、LINEグループでのコミュニケーションは変わってないということですね。

H:はい、そうですね。ただコミュニケーションという意味では参加者の質はガクッと下がりました。それはツイッターだけの頃は、璃子に会いたくて会いたくて堪らないから必死にコミュニケーションを取ってた人が多かったので、実際会ってからも璃子さん、璃子さんってくっ付いて話し掛けたりしてたんですが、今回来てみてどうでした?そんなのなかったでしょう。穴としか見てないもん。

-確かに前回取材との違いは、今回の男性達はプレイ前に女性陣とほとんど交流されてませんでした。

H:やっぱりツイッターだと、こっちは好きにアップしてるだけ、それを見たいと思う人も損得関係なく見たい人は見るというものだったけど、お金を払うって行為が入ってくるとお金払ってるんだからって思う人がほとんどになってくる。

-それで、前回まではツイッターしか使われてませんでしたが、サブスクをはじめられて、インターネットを使ったエロ活においてプレイそのものや投稿する内容に変化はありましたか?

H:それが悔しいかな、考えちゃいます。

-それは対価をもらっているからということで?

H:対価というより相手が充足する、満足する。もらっているからするじゃなくて、もらっている以上、こちらはこれくらいしないとマズいかな、という感覚なんで反対です。

-満足させるためにはトータルで言うと、プレイは過激になっているということですか?

H:過激にはなってないですね。過激性でいうと前より過激じゃないかも知れない。というのも思ったほど、myfansから来てくれた人は過激性は求めてないですね。ぼくからするとなんでこれがいいんだろ、という動画がリアクションが良かったり。

-月額の課金をもらったことでできる事が増えたり、よりエロくなったということは?

H:それはなってないですね。やっぱりサブスクをはじめたことによって、お金を払って会員になって頂いている方がいるから、その方々の満足度は追求するけど、それが自分達の求めるところのより過激なこととは違うってことに気が付いたんで、さあ困ったな、何見せればいいんだろうなと思っているというのが本音です。

-では、マニアさんの自己表現として雑誌投稿からはじまりSNS、CtoC(Consumer to Consumer:FC2コンテンツマーケットを代表とする個人間取引)、それからサブスクと写真、動画投稿における変遷があるわけですが、それによってマニアプレイの幅は拡がりましたか、狭まったと思いますか?

H:拡がったという言い方ではなく、多様性ですか。多様性っていうのは選択肢のことじゃないですか。そういった意味では多様性は増えてる。でも世界観としては狭まったという気がします。要は、虚構を見せられて喜んでいる人が増えている。今現在、マニアと呼ばれる人がみんなサブスクに走って自分でマネタイズしてますが、その中で収益を上げられている人はトップアカウントのほんの数十人だけでしょう。そしてそのトップアカウントというのは全部ヤラセです。単女(単独女性)さんの振りしてるけど実は後ろに男の運営者がいて、企画を考えたり組織だってやっているという。そして、それを素人と思ってみんなが見ている。

-そうなるとただのフリーのAV女優ですね。やっぱり完全にビジネスとしてお金のためにやっている方より、趣味として変態プレイをやられている方をマニアと呼びたいです。

H:だからきっとマニアさんはそうなんですよ。我々みたいにもっとこういうことがしたいけどお金がないから、皆からお金を集めて、その代わりそのお金を使って皆に還元しようと考えるのがマニアであって、そうじゃなくて、見せることでもらったお金を全部自分の懐に入れちゃう、単なるマネタイズ垢。それにお金を払ってる人が山ほどいるわけですね。でもそういうマネタイズ垢も、話を聞いてみると凄いわけですよ、まず映像がものすごい綺麗、使ってるカメラもこんな大きくて照明三台煌々と焚いて(笑)我々のようにただの携帯カメラで撮ってるだけ、とは違うわけです。ただ、そこに魅力は何も感じないので、ぼくはそういう方面にはいかないな、と。

-でもここで疑問なのが、お三方のmyfansは入会するとリアルに会える可能性がありますよね。そして、単独としての参加は出来なくて動画を見せるだけというアカウントで多数の会員を集めているもの、そちらで大成功してしている方もいます。それ、実際に触れる方が良くない?って思っちゃうんですが。

H:ぼくもそう思います。ただ、ぼくはその答えが分かっていて、見る人はコミュニケーションを求めてないんですよ。欲しいのはオナネタでコミュニケーションは煩わしいからしたくない。自分はエサがあればいいというペット型の人間が増えている。ぼく然り、Ricky然り、生身に長けるものはないと考える肉食獣は減っていて、ブロイラー型の人間が増えてるんですよ。

璃:それも年齢関係なく。

-そういう傾向、ブロイラー型の人間が増えているというのを肌で感じてらっしゃって、でもHALさんはコミュニケーションを重んじていて、そこに乖離はありませんか?

H:乖離してると思いますよ。でも基本線としては変えるつもりありません。

梨:だし、myfansのプランの中にLINEのグループトークに参加出来ますとしてるのに参加しない。

H:そうそう。入会したらLINEのQRコード送ってねって言っても送ってこない人がいっぱいいるんですよ。

-やっぱり動画だけが見たいんですかね。

H:でも、なんかつまらないんだったら辞めるか?ってメッセージ送っても辞めない。それであそこにぶら下がっている動画だけを見て、毎月3000円払ってるんですよ、動画だけだったら1000円で見られるのに。そういう人結構居ますよ、それが分からない。もしかしたら思考力がないのか、文字が読めないのか。

-それは応援としてあえて多くお金を払おうとしているという可能性もありませんか?

H:それがmyfansには、投げ銭の機能とプランに入らなくても単品で動画だけ買うって機能があって、そういう人は投げ銭はしない。それでいてプランに入らず単品をどんどん買う、見放題なんだからプランに入った方が結果安くなるのにですよ。そうやって自らの形跡を残したくないのか、コミュニケーションをハナから拒否してるんでしょうね。

画一化したエロ、作られたエロを求める人が増えるとブロイラー状態がどんどん進んでいくのかな

-なるほど。では前回のインタビューの時点では、ツイッターをBANされるマニアさんが続出していたという時期も重なって、このまま規制が進めば早晩、ツイッターは衰退するとおっしゃっていましたが、今はいかがですか?

H:それがツイッターは、スペース※4で息を吹き返しましたね。あれは中毒性がある。

※4:スペース。国内で2021年1月にリリースされた「Clubhouse」に類似した機能をツイッターも21年4月にリリース。アーカイブの残らない音声による会話機能。

-3人でやられたりしてるんですか?

H:ええ、ごく最近からですが。今日、参加された薫さん※5もスペース経由で参加することになったんですよ。

※5:薫さん。乱交動画で3人目の女性として登場している単独女性。ツイッター→@sakurakaorurie1

-そうだったんですね!ただ、スペースでエロ話って大丈夫なんですか?

H:エロ話をするかしないかではなくて、それを聞いてる人の通報。それを受けてツイッターが判断してBANされる。

璃:退出する時にこの部屋は問題ありませんでしたか?はい/いいえ、みたいなことを選ばされるんですよ。それで問題ありにされると、運営が調査する。

-実際に今回のように新たな出会いが生まれているというのはすばらしいですね。それを聞くと、若い世代も参入してきそうですし、先行きは明るそうに感じますが。

H:参入はしてきてますが、確実に淘汰もされてるんで。新規参入と淘汰の差が実数じゃないですか。そう考えると淘汰される数の方が圧倒的に多いと思うんで衰退していくでしょうね。マニアっていうのが通じなくなっていくのかも知れません。画一化したエロ、作られたエロを求める人が増えるとブロイラー状態がどんどん進んでいくのかなって。これは教育も含めてね。ぼくなんて根性ひん曲がってるから、与えられたものはまず疑ってかかっちゃうんですよ、映像であっても、これ嘘だろ?ってところから入る。でもそういう誰かが意図した映像ばっかり見せられて育って、その情報の波に揉まれて育った人って、まずは鵜呑みにしてしまう傾向が強い。それが民意のブロイラー化になっちゃう。

-でも、そういう動画で稼ぎたい、動画を見たいだけという方々はそっちでやって頂いて、マニアさんやマニアさんが好きな人は今回のように、オフ会や企画なりで交流すれば。

H:そういう二極化はどんどん進むでしょうね。ただ、そこでのマニア色というのは徐々に薄まっていくでしょう。民意がブロイラー化して水の色が変わってしまえば、それと混じらざる負えないわけです。だからマニアはどんどんニッチに、よりマイノリティ化していくという現実があると思いますね。

-ここまでお話を伺って、なんかネットで不特定多数に向けてっていうのは拡がりがあるようでそうではなくて、実際に梨夏さんの拠点が九州になり、そこからリアルに輪が拡がっていく方があり得そうな気がします。

H:そうですね。人数が増えることに関しては抗いません。

璃:こればっかりは出会いですよね。

H:だってポリアモリーってそうでしょう。ひとりにこだわって、それで安定してるから他の人は要らないっていうのはポリアモリーではないですから、あえて他を回避するつもりはない。

-もし男の人が増えても構わないんですか?

H:別に構わない。まだ分からないけど実際ひとり増えそうな人がいますし。

-ええ!それは事件ですね。

H:この廓に入るかは分からないけど、璃子と梨夏の家と同じ市内に住むことは決まってます。それもどっちとも何度もヤッてて。

-やっぱり皆さんとは定期的にお話を伺わないといけませんね(笑)まだ途中経過である、と。

H:完成形は永遠にないでしょう。まぁぼくが死んだ時かな(笑)

HAL&璃子&梨夏(Twitter)https://twitter.com/HAL_Rico_Rica

動画のご購入はこちら→【ナマ中集団オフ会】HAL&璃子&梨夏に二度目の密着取材【乱交編】

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